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イライラ棒と姪との会話

2014年08月18日 00:40

最近ふと考えさせられた出来事二つ。


昔、テレビ番組で電流イライラ棒というアトラクション企画があった。
電流が流れる幅三センチほどの平行するワイヤーが、グネグネと
サーキットコースのようなコースをつくり、プレイヤーは電流が流れる
棒をそのサーキットのワイヤーに当たらないようにできるだけ早くコース
を通り抜けるというものだ。
(確かテレビの企画では棒がワイヤーに触れるとスパークが起こり失格となっていた)

で、そのイライラ棒を模したものが某所にあったため、知人とやってみた。
知人はソロリソロリと棒を動かし、一回のワイヤーとの接触があったものの
50秒ほどでゴールに到達し20点。
私は所々ワイヤーと接触しながら、25秒ほどでクリア。
はたしてスコアは?30点で私の勝ち!
ワイヤーとの接触回数が自分のほうが少ないのに!と地団駄を踏む知人。

勝ち誇った顔をしながらふと思った。
このイライラ棒の採点ロジックは、仕事の本質と相通ずるものがある。

概ね、ビジネスの場では正確性よりスピードが重要なのだ。
10の時間の中で8の完成度で提出し、7の評価点をもらうより、
5の時間で6の完成度で発表し、フィードバックを踏まえて再構成することで
同じ10の時間の中で評価点を9まで高めたほうがよい。

そもそも、100%正確な答えというものはおそらく仕事の中にはない。
副作用を推測しながら、最適と思われる解を自身の経験と裏付けをもって判断し、
その判断と結果検証をスピード感をもってクイックに繰り返し、
全体の質を高めていくことが重要なのである。


姪と料理をしていた時の会話
私「じゃあ、あーちゃん(姪の愛称)、次はこれを鍋に入れて」
姪 「全部つぶしちゃっていい??」
私「んー、半分つぶして半分残してって感じかな」
姪「??」
私「あー、えーとね、なんというか・・・ほら、つぶさないと食べにくし、
  つぶし過ぎちゃうと食感がなくなるし、だから半分つぶして・・・」
姪「つまり、ちょうどよくするっていうことね!(。Д。)」
私「・・・
  そ、そのとおり!」
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結果と過程の関係

2014年07月13日 01:02

よい結果を出すために過程は当然重要だが、
結果の前で過程は無意味。
一時のお慰めはあるかもしれないが、
厳然たる現象としての結果の前ではやがてそれも消え去り
ただ結果だけが残る。
プロセスはどうあれ、目の前の現象としての結果を起点に
しなければならない。

寺田寅彦随筆集 第一巻

2013年10月13日 02:41

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日本語は、かくも清くやわらかで表現力に富んだ
豊饒な言語であると、彼の文字の向こうに透けて見える
夢幻の世界にひきこまれんばかりである。

競争を一歩離れた静謐な時間の中で、彼の世界が染み入る。

丸太町ルヴォワール

2013年08月18日 02:38

丸太町ルヴォワール (講談社文庫)丸太町ルヴォワール (講談社文庫)
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円居 挽

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最後の最後まで、位相をずらしながら繰り返され続けるどんでん返し。
京都、古から続く私的裁判という舞台装置。計算された構成。
雀士と棋士に、蛇と龍。

同世代にて現れた本格推理小説の旗手。
その博識と語感(互換)のセンス、文体の鮮やかさに脱帽し、焦燥を感じる。

竹林はるか遠く

2013年08月11日 20:32

竹林はるか遠く―日本人少女ヨーコの戦争体験記竹林はるか遠く―日本人少女ヨーコの戦争体験記
(2013/07/11)
ヨーコ・カワシマ・ワトキンズ

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1986年にアメリカで刊行され、名作とされていた本作。
ついに日本語版が刊行。
ある家族の北朝鮮からの決死の引き揚げを、
当時11歳の本作の著者の実体験に基づき描く。
戦争、そして家族について、考えざるを得ない。

なお、本作の一部の記述を巡って政治的な応酬が
されているようだが、それは本作の本質ではない。
その部分だけにフォーカスされ、本作が語られることは
ナンセンスであり、その点がヒートアップすることは、
ひいては、本作をプロパガンダ作品とみなすような手垢を
つけることにつながりかねない。
それは本作に登場する国、人々にとても失礼なことである。


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