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楊令伝12

2013年07月07日 02:45

楊令伝 12 九天の章 (集英社文庫)楊令伝 12 九天の章 (集英社文庫)
(2012/05/18)
北方 謙三

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たとえ、華々しいものでなく日陰であろうとも、
平凡であろうとも、それぞれが、それぞれの戦場を持っている。

王定六、鮑旭、鄧飛、彼らそれぞれの戦場での生き様に熱くなる。
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聖書を語る

2011年08月08日 00:29

聖書を語る―宗教は震災後の日本を救えるか聖書を語る―宗教は震災後の日本を救えるか
(2011/07)
佐藤 優、中村 うさぎ 他

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「今の日本を動かしているのは日本人の集合無意識から
 生まれた一種の『神』だ。言語化も数量化もできないし、
 実験で証明もできないけど、みんなの心に皮膚感覚として
 実在する『何か』。それを宗教は『神』と呼ぶんだ(P147)。」

佐藤優と中村うさぎによる対談本。

佐藤優のプロテスタント神学の論理的基礎、
その上に積み上げられた経験と思考の型と
インテリジェンス、中村うさぎの果て無き
自己実験の中で見出し形成した自己と人間像。

聖書を根底に、地震、原発、もしくはサリンジャーから
エヴァンゲリオンまでを俎上にあげ、中村うさぎと
佐藤優の論理と発想の掛け合いによる極めて高度な
知的対談本となっている。

解釈を正確に行うためには発信者のメタファーに気が付く
ことのできる知識レベルとそれを読み解くための論理の素地
(思考の型、思考の基礎)が必要。
正確に整理されて蓄積された両者の知識と論理の掛け合いには
知的興奮を掻き立てられる。是非次回作を期待する。

(特に、サリンジャーの「フラニーとゾーイー」と
エヴァンゲリヲンを個人主義から全体主義への回帰
として解釈し、その点で両作は根柢でつながっていると
喝破する中村うさぎの解釈力には納得をさせられた。)

メモ
 ・つながるという目的のために手段として使途という敵と闘う
  エヴァンゲリヲン。
   →手段と目的が入れ子になっているのがエヴァの特異性か
 ・大きな物語と小さな物語。収穫逓増を狙う差異論が日本のスタンダード
  として80年代の繁栄のバックボーンとしてあった。
  ただし、その後に起こったIT革命やアップル製品などは
  これまでのパラダイム、常識を根柢からひっくり返す大きな物語
  である。日本は小さな物語を作ることは得意だが、大きな物語
  をつくることは不得意。それが現在の国力低下につながっているのだろう。

収監 僕が変えたかった近未来

2011年06月13日 01:01

収監 僕が変えたかった近未来収監 僕が変えたかった近未来
(2011/06/07)
堀江貴文

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「(日本は)マイナーアップデートを繰り返して制度疲労などが
 蓄積されているとも言える。(中略)メジャーアップデートが
 行われない状況下では数々の矛盾が置き去りにされているので、
 世界レベルで考えるとついていけない可能性が高いのだ(P3)。」

「我々はもっと見えないものへの理解を深めるべきであり、
 知識と教養で武装すべきなのだ。(P49)」


現在の日本の論壇において、堀江氏はその登場の仕方、
球団買収、大手メディア買収、政界進出、事件による拘留、
拘留後のメディア活動、そして収監へといった一連の出来事に加え、
その危うくも眼からウロコの落ちる始点・論旨から特異な所に位置
している。

彼の収監に際して、現在の日本の検察・裁判の仕組みには
おおいなる欠陥があることを認識を同じくする。
日本の経済構造と外的環境をドライに俯瞰して発想される
彼のコンセプトにははっとさせられることがある。
彼の国体の本質に関する認識は、例え多くの課題を内包
するものであったとしても、それが日本という国を支える背骨
である以上、彼の考えには同意しかね、脅威と感じる点がある。

私は彼の論に全て、100%同意をするわけではない。
ただ、閉塞し、混迷し続ける日本において、彼の果たすカンフル効果は
大きく、そして必要なものだと思う。
曹操に仕えた荀のように、彼を支援する。

血涙

2010年09月01日 22:58

血涙(上) (PHP文庫)血涙(上) (PHP文庫)
(2009/04/01)
北方 謙三

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血涙(下) (PHP文庫)血涙(下) (PHP文庫)
(2009/04/01)
北方 謙三

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数奇なる運命。
闘うことを宿命づけられた男たちは自らの誇りを
守るために戦場に出る。

そこには絶対なる正義は存在しない。
自らが信じた道こそが真実であり正義なのである。

熱くほとばしる血潮。自らが信じた正義の道。
血の涙を流してでも捨てられない自らの正義がそこにある。

北方謙三によるあまりに熱い男達のドラマ。
結末、涙を流さないでいられようか。
弛緩した、堕落していく時代において、生きることの熱さを
思い知らされる傑作。

楊家将(上)

2010年07月18日 02:43

楊家将〈上〉 (PHP文庫)楊家将〈上〉 (PHP文庫)
(2006/07/04)
北方 謙三

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「四郎がうつむいた。四郎は、あまり兵に関心を示さない。いつか死ぬかもしれない、と思っているからだ。その時に苦しまなくてもいいように、日ごろから兵と親しもうとしない。やさしさと臆病さがないまぜになったものを、四郎は抱えていた。」


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