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告白

2010年07月14日 00:05

狂人の論理。
客観的に理解不能の行動・言論にも、主観的には明確な因果を持った
論理が成立することがある。
その論理式からはじき出された答えが仮に常軌を逸したものであったと
しても、それは自己の中で明確に説明し得るものであるのだ。

安部公房の世界にも通じる、乾いた、饐えた暗さを放つ論理劇。

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フルメタル・ジャケット

2010年06月13日 02:25

フルメタル・ジャケット [DVD]フルメタル・ジャケット [DVD]
(2010/04/21)
マシュー・モディーンリー・アーメイ

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キューブリックの映画はあまりに映画らしい。
時計仕掛けのオレンジ、2001年宇宙の旅、それらは
映画の金字塔として永遠に観られ続けていくのであろう。
そこに「映画」を観たい人がいる限り。

テレビドラマやアクションムービー、一過性のそれでいて
どこかで観たことのあるストーリーと構図。
それらを超越したところにキューブリックはいる。

彼の描く世界は大衆迎合主義にて製作される近年の作品
とは一線を画した独自性もち、観る人は亜空間に連れ出された
ような感覚になるだろう。
そして、それこそが映画の意義なのだと思う。

観終わったあとに、頭の芯がスッと冷えて
心地よいような、それでいて脳が裏返ったような
呆然とした境地につれていってほしい。
それができるのが映画の素晴らしい点なのだと思う。

本作フルメタル・ジャケットには冒頭のシーンであっという間に
亜空間に吹っ飛ばされた。やはりキューブリックは凄い。

月に囚われた男

2010年05月02日 12:12

宇宙。密室劇。コンピュータ。電子音。謀略。

キューブリックの「2001年宇宙の旅」から40年。
SF映画はその常套手段を活用しつつも、それらファクタの
役割、定義を変え、新しい創造をなしてきた。
新鮮な予定調和。

10年に一度はこんな映画が見たい。

Blow Up

2010年03月11日 23:09

学生時代、好きな外国に関してレポートせよという課題が
出たことがあった。ぼんやりと思いついたのはイギリスだった。

イギリスの何が引っかかったのか。
それはイギリスのポップカルチャーだった。

ブリティッシュ・インヴェイション、モッズカルチャー、
パンクムーブメント、ジントニック、アシッドジャズ、
ブリティッシュビート、そしてフィッシュ&チップス

それらどこか陰鬱な影を帯びたイギリスのポップカルチャーは
日本やアメリカのそれに比べ個人的感覚にしっくりきた。

「Blow Up」はそんなイギリスのポップカルチャー、
スウィンギング・ロンドンをシュールに、写実的に描く映画だ。
私のイギリス観は本作に集約されている。



イレイザーヘッド

2009年11月29日 22:38

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ジャック・ナンスデヴィッド・リンチ

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違和感、シュール、グロテスク、そして全編を覆うノイズ。
解説は不要の映画。

期待をして観てはいけない。虚無感の中でただぼうっと観ること。

(坂本慎太郎の音像世界は本作に影響をうけているのか)


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