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ルール

2009年09月25日 00:31

空

私の勤務している情報サービスの会社では、新入社員には専属の教育係りをつけ、主としてその教育係りが一年ほどかけ手取り足取り一人前に出来るよう、教育をしていく。
その教育係りを昨年私も担当していたのであるが、その一年間は教育する側の私にとっても非常に学びの多い一年であった。普段、自分が何気なくしている所作であっても、新入社員はなぜ、それをするのかということを疑問に思い、質問してくる。そこでなぜ、これをしたのであろうかと立ち止まって考える。そうすると、普段何気なくしている事の意味が再確認でき、その再確認したことを説明することで、イメージとしての意味が論理として再構築することが出来てくる。
「自身が成長したいのであれば、人を成長させろ」というのは格言だと思う。

そんな、新入社員教育において、私が一番最初に新入社員に言っていたことは、
「地球へようこそ、宇宙人さん。先ず一ヶ月かけて地求人になろうか。」というような言葉であった。
四月に入社してきたばかりの新入社員は、まだ大学生である。大学生のときは、大学生の言語・ルールに則り大学生活を送っていれば問題ないが、社会人としての場の基本ルールを体得しないしないことには話にならない。野球のルールを知らなければ野球が出来ず、プロトコルを同じにしなければ通信が出来ないことと同じである。だから、先ずは言葉遣い、基本ITスキル、心配り、仕事のすすめ方、職務の役割といった基本ルールを抑えることが重要ということを説いていた。

ただし、同時に言っていたことは、
「地球人であることに浸かるな、特にローカル人になるな」ということであった。
ルールの中には賞味期限切れの無用のルール、一見正解を装った不正解なルールがある。
基本ルールを押さえながらも、独自の尺度を持ち、正誤判定をしていくこと。誤りだと思えたら、それを主張してみること。だれもその主張にたいしてカウンターを返せないのであれば、そのルールは無視して構わない、もしくはルール変更するように働きかけるべきと説いた。

また、社会人といってもこの会社に入ってきたことは、一つの方言を覚えることであるということを説いた。社風、業界、会社規模などにより独自の文化があるのが社会人の世界であり、それは方言として解釈ができる。
自分の属す方言を伸ばすことも必要であるが、他の方言(文化、商習慣、構造)を話すことが出来ることにより、自分の視座が広がり、特に営業においてはクライアントの内在的論理へのアプローチの第一歩となるということを説いた。(ある場所の常識はここの非常識ということが往々としてあるものである。)

と、つまりはルールに従いながらルールを疑えということを言いたいのであるが、
ここまで説明すると、大体ポカーンという顔になっているので、最後に「うん、まあ三ヵ月後に言ったことの意味が分かってくれればいいや。」といって、(もっと分かりやすい言い方できなかったかな・・・)と自問するのであった。。。

この部分の理解をしてもらえると、
「じゃあ、尺度ってどうやって培えばいいんですか?他の方言を覚えるにはどうすればいいんですか?」とくるのであるが、それについては項をかえて記述をする。

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一番大切なことは誰も教えてくれない

2009年09月23日 19:58

大前研一の書籍に企業参謀というものがある。

企業参謀―戦略的思考とはなにか企業参謀―戦略的思考とはなにか
(1999/11)
大前 研一

商品詳細を見る


本書籍は彼が大学院を卒し、会社員として働き始めた頃に、会社とビジネス、
そして世の中の仕組みを整理するために記述を始めた私的なノートが元となっている。
そのノートには、彼が見通した企業の論理と本質が垣間見える。

新設した「世の中の正体」カテゴリでは、大前氏に倣い(というのはおこがましいが)、
私が5年弱の社会人経験の中で見えてきた世の中の正体の片鱗を記述しようと思う。
(世の中の正体とは、世の中を動かす論理、ルール、性格、など多岐にわたるが、
 あくまでも本カテゴリでは「ビジネス」というフィルタから記述をしたいと考えている。)

その動機は、「一番大切なものは誰も教えてくれない」ということである。
社会人、ひいてはビジネスマンとして重要なこと、それを求めて本屋へ行けば、
掃いて捨てる程ノウハウ本がある。
ただし、その行間からは「本当に重要なこと、大切なものは教えてあげない。自分で体得しなさい。」というメッセージが透けて見える。
書籍という最大公約数を対象にした伝達形式では、枝葉が取られ、単純化されているということもその一因なので在ろう。
だが、本を読む人が求めている視座、知識、思考プロセスを供してくれるのは、得てして、
その排除された枝葉であったりすると思う。

本カテゴリでは、私が見た、世の中の正体の枝葉を記述していきたく考えている。
誰も教えてくれないこと。それはある側面からみれば、分かりきったことであり、極めて抽象的な観念であったり、局所的なミクロな事象に過ぎないことかも知れない。
だが、同時にそれは世界を構成する本質的論理につながるものでもあるのではないかと考えている。

(若造のくせに幼稚なこといってんじゃねぇ、と思われる部分も多々あると思いますが、
どうぞ生温かい目で見守っていただけると幸いです。この場は私の振り返りとまとめの場になると思います。)


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