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大脱走(スピンアウト)

2011年07月25日 00:15

大脱走(スピンアウト) (新潮文庫)大脱走(スピンアウト) (新潮文庫)
(2010/12)
高杉 良

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大義とは何か、働くとはただの糧を得るための手段なのか、
それとも、自分の生き方の投影なのか。

自分の生き方と不条理な現実が衝突するとき、
飛び出そうとする自己と保守的な自己がせめぎあう。

労働力ではなく、自己表現、自己の存在意義としての働く
ということを考えせられる一冊。
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成功のコンセプト

2010年06月02日 00:29

成功のコンセプト (幻冬舎文庫)成功のコンセプト (幻冬舎文庫)
(2009/12)
三木谷 浩史

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三木谷氏の経営思想は極めて動的な思想だ。

その思想は人を夢中にさせる。
心地よい充実と、輝き覚醒した集中力を漲らせる。
つまりはカリスマの思想なのだ。

三歩先を行く発想、提言には一瞬とまどいを感じるが、
彼の思考をトレースできたとき、スッと腑に落ちる。
そして、それは糧になる。

人は動的な場所にいると輝きだす。潜在能力が蠢きだす。

動きながら、考えろ。考えながら、動け。
自分と空気を壊しながら創造しろ。
この乱世に自らの道を拓くために。

人妻の経済学

2010年03月08日 23:00

人妻の経済学──日本経済を動かす125兆2490億円マーケットの秘密人妻の経済学──日本経済を動かす125兆2490億円マーケットの秘密
(2010/03/03)
門倉 貴史

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成熟し人口が減少し続ける日本の市場規模は今後
シュリンクしていくといわれている。
だから、外国、特に成長著しい東アジア国へ市場開拓
をすべく日本企業はガラパゴスから脱し、門戸開放を
していかなければならないというのが最近の経済紙面
の論調だ。

一つの市場の天井が見えたら他の市場に取り組むべきというのは
極めて分かりやすい議論だし、間違ってもいないと思う。
だが、それってちょっと思考停止なのではないか?と漠然とした
疑問を持っていたのであるが(なんせ、日本はなんだかんだ
世界第2位のGDPを誇る国なのだから)、本書はその漠とした疑問
に対し示唆を与えてくれた。

現代日本で潜在的開拓余地のある市場のエアポケット、
それは団塊世代の主婦だ。
その理由は
 ①,人口構成上、ボリュームゾーンを形成している
 ②,子育てが終わり、ダンナの退職金が入り、時間と金に余裕がある
の二点が挙げられるとともに、この層の主婦はこれまで
「趣味的、個人的消費」をしてこなかった世代という要素がある。
テレビ番組はいつも若者に焦点を当ててきたし、子育てや主婦業に
追われてきた団塊世代の主婦は「自分のために消費をする」ということを
相対的にしてこなかった世代なのだ。
(この感覚は私の母を見ていると皮膚感覚でわかる)

数年前、韓流ブームが起こった理由、それは団塊世代の主婦が食いついた
からだといわれている。今、時間も金も持っており、これまでの鬱憤(?)
を晴らすべく消費意欲が高い層、マーケターは考えてみてもいいのかも
しれない。

また、「団塊世代の主婦」のような世代・性別という軸に関わらず、
ニーズ、産業(一次産業・金融・サービス産業)などあらゆる軸を考えてみれば
日本の成長市場はあると思う。
(特に金融市場はイギリスのような金融立国に比べてまだまだ原始的である)
国外向けの市場開拓、国内市場の抽出と開拓・喚起、「or」ではなく、
「and」の発想が必要だ。


補足
 ・主婦と人妻の違い。主婦は生活用品など内的消費をするに対し、
  人妻は嗜好品など外向的消費をする人と定義づけている。
  つまりこれまでの「主婦的消費」から「人妻的消費」を促せということだ。

クリック!

2009年12月06日 13:07

クリック!「指先」が引き寄せるメガ・チャンスクリック!「指先」が引き寄せるメガ・チャンス
(2009/10/29)
ビル・タンサー

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ラプラスの悪魔 
「もしもある瞬間における全ての物質の力学的状態と力を知ることができ、かつもしもそれらのデータを解析できるだけの能力の知性が存在するとすれば、この知性にとっては、不確実なことは何もなくなり、その目には未来も(過去同様に)全て見えているであろう。
(『確率の解析的理論』1812年、ピエール=シモン・ラプラス)」


19世紀初頭にラプラスが提唱した上記概念は後世に「ラプラスの悪魔」と呼ばれ、
それ自体の実現性は後に否定されるものの、後世の科学、神学、経済学、創作など
あらゆる分野に概念的影響を与えていった。
その概念とは、噛み砕いて言えば
「全てを知るものは、全ての起こりうることを予測できる」ということである。
古代、それは神の領域であった。そこに科学者たちが確率、統計、数学的手法を
開発し挑んでいったのであるが、事象の発生に関する変数はやはり「神の悪戯」
としてしか解釈が出来ず、合理的理論は不確実性という呪縛を解くことはできなかった。
(例を挙げれば、金融工学という理論は昨年の金融危機の発生確率を10億分の1、
つまりは数学的に0%と予測していたのであるが、実際にそれは起こった。
確率を増幅させたのは、理論には予測の出来なかった不確実性である。)

つまりは変数(不確実性)を全て正確に把握することが出来れば、
全ての起こりうることを予見できるということとなる。
だが同時にその結論は「不可能である」という意味を内包していた。
(例えば、コイントスで裏表を確実に当てるには、コインをはじく人が
コインのどこの部分をどの程度の力量でどういった角度にはじき、
そのコインは空中でどのように風の影響を受け、コインが着地する点の
素材はどの程度の反発性を持っていて、どのようにバウンドするのか、
といった変数を全て把握できれば可能である。だが実際にはそれは限りなく
不可能に近い。)

といったところで本書である。
検索エンジンによるインターネット・データ・マーケティングに関する本であるが、
本書の中で試みられている取り組みはまだまだ未成熟であるものの、
人間がラプラスの悪魔に挑み続けていることを指し示す。

インターネットが革命といわれる所以、それはデータである。
広告効果、トラフィック、反響、それらが誤魔化しのしようもなくさらけ出される。
仮に、全てのユーザー属性、ユーザーの検索履歴、訪問先URL、
訪問先でのアクションといったこれまで解明の出来なかった変数が全てデータ
として取得、解析が出来るようになったとしたらどうなるのか。
ビル・ダンサーは本書の中で、検索データからテレビの視聴者参加型
オーディション番組の結果や中古住宅市場の市況を予測する。
やはり気まぐれな「神の悪戯」が著者の予測を裏切るのであるが、
そこには人間が神の領域に迫る萌芽が見える。

100年後、人間と神の関係はどのようになっているのであろうか。

急に「売れる営業」に変わったアイツには理由がある

2009年11月12日 01:21

4年連続No.1が明かす急に「売れる営業」に変わったアイツには理由がある4年連続No.1が明かす急に「売れる営業」に変わったアイツには理由がある
(2008/11)
菊原 智明

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一年に一度はこのテの本を買ってしまう。
本作はその中でも、当たりだった。

営業の普段の仕事において、売れる営業も売れない営業も90%は
同じ事をしているのだという。
つまり、10%の違う要素が、その営業を売れる営業とするのか、
売れない営業とするのかを決定付けてしまうのだ。
では、それを決定付ける10%の差異とはなんなのであろうか。
本書はそんな10%の違いを記述した本である。

本書を読むと、その10%の違いとは本当に些細なこと、
ちょっとした心がけ一手間であるということがわかる。
当たり前のことを当たり前に行い、少しの工夫をしてあげること。
それが決定的な差を生んでいくのだ。

きっと、その10%ができた人間はより高次の人間との10%の違いに
気づくのであろう。その繰り返しにより、できる人間はより高いところに
到達をしていく。

基本に対して真面目に取り組むことの重要さを示す良著。


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