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みみずくの散歩

2010年09月27日 00:53

みみずくの散歩 (幻冬舎文庫)

五木寛之によるエッセイ。
内に秘めた壮絶な思いを行間に滲み出させながらも、
ユーモラスに、知的に語られる五木寛之という視点。

五木寛之という人間の背景は複雑である。
彼のアイデンティティは、明確な帰属をもたず、
様々な立場・視点の集積の上に、自身の思想として成立をしている。
そこは、自身の内面との自身の存在を巡る果て無きせめぎあいの
結果、辿りついた場所なのであろう。

マージナルの視点は、ともするとアイデンティティの喪失を
起こしかねないが、相手の心を読む力、客観的な判断力を培う。

世界は多義的だ。マージナルの見識、視野は多義的な世界を
理解する上で、有効なのであろう。
殻を破ることを畏れてはいけない。アイデンティティと思考が
硬直しないようにするために。
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