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超ヤバい経済学

2010年10月17日 23:47

超ヤバい経済学超ヤバい経済学
(2010/09/23)
スティーヴン・D・レヴィットスティーヴン・J・ダブナー

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人間はインセンティブにより動く。

ルールが守られないのも、目先のエサに釣られ借金をして
将来にツケをまわすのも、エアコンのバリバリに効いた
部屋で環境問題を憂うのも、インセンティブが足りないのだ。

インセンティブとは、私の解釈を通して訳すと
「実感のある損得認識」だと思う。

それをすることの損得を実感することが無いから、
その重大性を認識することもできやしない。

(例えば、政府による莫大な国債の発行。その国家財政を
壊滅に追いやる施策の危険性に関して、インセンティブ
が働かないため、議論されることも無く、可決されていく。
もしくは源泉徴収。税金を納めているとう実感が無いために
税金の使い道をチェックしてやろうというインセンティブは
おきにくい。)

あらゆるものの解決策は、肥大し複雑化した問題意識のうえでの
苦しまぎれの方策-例えばCO2を巡る排出権取引だの、削減率の
国際協調だの、それを巡る南北問題だの-とは、
全く違ったアプローチから難なく提示されることもあり得る。
それは肩透かしみたいに感じるかもしれないけれど。

人間はインセンティブにより動かされる。

デマ、虚報に惑わされること無く、問題の本質、根本原因を
正確に把握し、その上で効く解決策を策定すること。
そして、それを実行する際には「人間はインセンティブにより
動く動物」であることを念頭に置き、実行プランをつくること。
それが、Freakonomicsの視点だ。


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