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人妻の経済学

2010年03月08日 23:00

人妻の経済学──日本経済を動かす125兆2490億円マーケットの秘密人妻の経済学──日本経済を動かす125兆2490億円マーケットの秘密
(2010/03/03)
門倉 貴史

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成熟し人口が減少し続ける日本の市場規模は今後
シュリンクしていくといわれている。
だから、外国、特に成長著しい東アジア国へ市場開拓
をすべく日本企業はガラパゴスから脱し、門戸開放を
していかなければならないというのが最近の経済紙面
の論調だ。

一つの市場の天井が見えたら他の市場に取り組むべきというのは
極めて分かりやすい議論だし、間違ってもいないと思う。
だが、それってちょっと思考停止なのではないか?と漠然とした
疑問を持っていたのであるが(なんせ、日本はなんだかんだ
世界第2位のGDPを誇る国なのだから)、本書はその漠とした疑問
に対し示唆を与えてくれた。

現代日本で潜在的開拓余地のある市場のエアポケット、
それは団塊世代の主婦だ。
その理由は
 ①,人口構成上、ボリュームゾーンを形成している
 ②,子育てが終わり、ダンナの退職金が入り、時間と金に余裕がある
の二点が挙げられるとともに、この層の主婦はこれまで
「趣味的、個人的消費」をしてこなかった世代という要素がある。
テレビ番組はいつも若者に焦点を当ててきたし、子育てや主婦業に
追われてきた団塊世代の主婦は「自分のために消費をする」ということを
相対的にしてこなかった世代なのだ。
(この感覚は私の母を見ていると皮膚感覚でわかる)

数年前、韓流ブームが起こった理由、それは団塊世代の主婦が食いついた
からだといわれている。今、時間も金も持っており、これまでの鬱憤(?)
を晴らすべく消費意欲が高い層、マーケターは考えてみてもいいのかも
しれない。

また、「団塊世代の主婦」のような世代・性別という軸に関わらず、
ニーズ、産業(一次産業・金融・サービス産業)などあらゆる軸を考えてみれば
日本の成長市場はあると思う。
(特に金融市場はイギリスのような金融立国に比べてまだまだ原始的である)
国外向けの市場開拓、国内市場の抽出と開拓・喚起、「or」ではなく、
「and」の発想が必要だ。


補足
 ・主婦と人妻の違い。主婦は生活用品など内的消費をするに対し、
  人妻は嗜好品など外向的消費をする人と定義づけている。
  つまりこれまでの「主婦的消費」から「人妻的消費」を促せということだ。
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